(7月14日日比谷野音) |
この日私は国会周辺での容易ならざる気配を直感して、何かをなさなくてはとの思いに駆られ、気忙しい毎日が続いた。
私は元の職場の知り合いの方々と誘い合って、連日のように提起された国会周辺の集会やデモに出向いた。そして、一本の幟旗を目印に集まるようになった。幟旗には「生協だれでも9条ネットワーク」と記されている。
7月14日の日比谷野音には2万人が集まって戦争法案・強行採決反対の表示を行った。私たちはこの幟旗の下に60人が集まった。120人で呼びかけあった結果であり、この人数の意味するところはとても深いと感じてきた。
7月15日の特別委員会強行採決、そして、7月16日の衆議院本会議での強行採決と続いたが、暑い中、雨の中でも国会周辺での抗議行動が続いている。学生だけでなく、私たちの仲間も参加して声をあげている。
与党の自民党・公明党の議員の中には今回は60年安保当時と比較して、「落ち着いた雰囲気で国会の採決が出来た」と述べた議員もいる。しかし、その発言はまさに民意を見誤っている。戦争法案反対の意志は老若男女を問わず深い広がりを見せている。
安倍政権の支持・不支持率が初めて逆転し、支持率が35%に急落し、不支持が51%と過半数を超えた(毎日7月19日)。私はこの傾向は参議院に議論の場を移してもますます強まると思う。その中で安倍首相が何故のような戦争法案審議を急ぐのか、「アベ政治を許さない」との国民の怒りが今後も広がりを見せるに違いない。またそのための小さな努力を身近なところで行いたい。
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