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2015-02-23

一人の声が世界を変える、かわぐち九条の会から

(かわぐち九条の会10周年集会)
2015年2月22日は「かわぐち九条の会の設立10周年集会」に参加しました。2005年7月6日の設立以来10年間で会員約1000人、事務局会議216回を重ねるなどの地道な活動を積み上げて来ました。10周年集会は元・朝日新聞特派員の伊藤千尋さんを招いて開催されました。

伊藤さんの講演タイトルは「一人の声が世界を変えるー憲法9条を壊して戦争をする国にしてはなりません」
世界の70か国以上を訪問した経験から日本国憲法9条がスペイン、コロンビア、コスタリカなどで生き生きと輝いていることを知りました。これらは私がこれまで思いもしなかったことです。

スペインのカナリア諸島テルデ市のヒロシマ・ナガサキ広場には憲法9条の碑があるそうです。地元のサンチャゴ市長が平和を考える広場を造りたいと考え、市議会に諮り、これらの措置を満場一致で決定したとのこと。

中南米のエクアドルでは、2009年に国民投票によって「エクアドルでの外国の軍隊の存在を許さない」との決定を行い、それまで基地を擁していた米軍を追いだしました。

2015年の1月8日にコスタリカでは「コスタリカ国民と日本国民にノーベル平和賞を贈ろう」との国会決議を行いました。この国のアリアス大統領は1987年にノーベル平和賞を受賞しています。この国は兵士の数ほど教師を作ろうとのスローガンを掲げて、軍事予算を削って教育予算に充てる政策を進めています。ついにエクアドルには一台の戦車も無くなったとのこと。

我が日本では平和憲法の下で、戦後70年も続けてきました。しかし、この「戦争放棄」の縛りを捨てて、安倍自・公政権は集団的自衛権の閣議決定という姑息な手段で戦争への道を突き進んでいます。一人からでも声をあげてこの危険な道をやめさせなければと思います。





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