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2015-12-31

ポルトガル旅行その6(Flor de Rosa バラの花村)

(国営ホテルの周辺)
(宿泊したポウサーダ)
城塞の町からバラの花村に移動し、昔のお城を改装したポウサーダ(国営ホテル)に宿泊した。

周囲には牧場などがあり、牛だけでなく、鶏や鴨、羊なども飼われていた。牛飼いのおばさんが道路沿いの草をゆったりと時間をかけて食べさせていた。ポウサーダの豪華な施設や設備とはかけ離れた村人の生活ぶりを実感した。 


(タバコの自販機)
ホテルに隣接する村の少しだけ賑やかな場所も、村人がくつろいで話している様子など、時間がゆっくりと流れるような雰囲気だった。そのあたりに一軒しかないコーヒー店に入った。

コーヒーはあったが、アイスクリームや駄菓子類が置かれ、自動販売機でたばこが販売される村の小さな商店だった。ポルトガルなのでたばこはTabacoとして売られていた。 
 



2015-12-30

悠々楽山会にて冬晴れの小仏城山(670m)と高尾山(599m)へ

(一丁平展望台からの富士山)
(小仏城山頂上での昼食)
悠々楽山会の2015年の納会登山は小仏城山から高尾山への穏やかな山歩きでした。12月18日は冬晴れ・適温・無風の三条件が揃った絶好の山日和となり、登りの苦手な私でも何とか多少の余裕を持って登山することが出来ました。 

歩きながら見る富士山眺望スポットが何か所もあり、くっきりと見えた一丁平展望台からの富士山に大満足でした。 

小仏城山頂上での昼食も木製ベンチで温かい陽射しのなか持ち寄りのおかずも分け合いながらおいしくいただきました。

下山後は京王高尾温泉極楽湯で汗を流し、納会登山の反省会を第一次、第二次と行い、帰宅は深夜となる。素晴らしい一日となった。




2015-12-28

ポルトガルの旅その5(Castelo de Vide 城の町)

(旧ユダヤ地区)
(広場の店先)
天上城塞の町(Marvao)から平地に降りて、平地の城の町(Castelo de Vide)を訪ねた。その地を治めた貴族の城が残され、周辺に4,000人ほどの住民が住むんでいる。

また、かってこの地で居住していたユダヤの人々の地区と記念館も残されている。ユダヤの人々はここからヨーロッパ各地に散って行ったとのこと。


                                                                            

(白い壁の街並み)
(町の広場)
この町の広場の商店街や周辺の家々の軒先にはクリスマスの飾り付けが施されていた。私はもっと田舎の街並みを予想していたが、大外れに終わった。

流石、ヨーロッパに位置ずくポルトガルだった。人口は一千万人程度だが、その積み上げてきた歴史は素晴らしいと感じた。  

2015-12-25

ポルトガルの旅その4(スペイン国境近くのマルバオン)

(マルバオンから)
(城塞と石畳)
スペイン国境近く、標高865mの岩山に鷲の巣と呼ばれる要塞に囲まれた村、マルバオンを訪ねた。12世紀のムーア人との闘いから続く、「戦略拠点」とのこと、随分と長い歴史を重ねている地域だ。

東側にスペインも見渡せる国境の村のポサーダ(古城や修道院を改装した国営ホテル)に宿泊した。



(蛸料理)
(ポサーダの朝食)
大西洋から東のスペイン国境近くでもあり、魚介はどうかと思っていたが、宿泊したポサーダの近くにあったレストランで注文した蛸料理が実に美味だった。要するに魚介の扱いを知っている国民と思った。

ポサーダは国営であり、日本の国民宿舎などを連想しながら泊まったが、ポルトガルの場合は趣のあるホテルで朝食もお洒落だった。


悠々楽山会で本仁田山(1,225m)登山



(本仁田山頂)
私は悠々楽山会メンバー8名とともに11月24日に奥多摩駅(青梅線終点)から本仁田山(1,225m)に登った。警戒していた雨や雪は全くなく、ぽかぽか陽気の登山日和だった。

しかし、もともと登りの苦手な私は、奥多摩三大急坂の一つと言われるこの山の「登り」の厳しさを味わうことになった。標高差は881mで初級コースとのことだったが、延々と続く「登り」に閉口して、ようやく頂上にたどりつくことが出来た。




(月明かりで下山)

下山は日没の16:30までに鳩ノ巣駅まではたどりつけずに月明かりの中、ヘッドライトの明かりで林道を下りた。

小一時間だったが、夜の山道の奥深さをほんの少し経験出来た。

状況の厳しいおり、山の仲間のサポートの有り難さを実感した。素晴らしい一日だった。




2015-12-22

ポルトガル旅行その3(魚介が素晴らしい国)

(レストランの蝦や蟹)
今回のポルトガル旅行は「クリスマスイルミネーションとグルメ、そして、田舎を楽しむ旅」だった。女性6人と男性2人の大人しいメンバーであり、リーダーがリスボン在住5年超の経験がある方で見どころをを知り尽くしたうえでの滞在アドバイスが適切だった。

ポルトガル自体が旅行時の安全対策で問題のない国であり、公共料金も安く、物価も他のEU列強と比較すると落ち着いていた。今年3月に訪れたイタリア8日間に比較して、私には費用面でも滞在時の安定感・安心感からは満足度が高かった。

大西洋に面しており、魚を上手に利用している国民と感じた。魚好きの私としてはスーパー訪問時に、魚コーナーの鮮度よろしく、魚種も数多く、価格も手ごろで驚いてしまった。もちろん、レストランの魚料理も鱗や骨の捌き具合など満足できた。特に気にいったものはタコの塩焼きとリゾットだった。
(スーパ―ボック)

ビールはすっきりと飲み味の良いスーパボックがお気に入りとなりました。レストランでのワインやビールが場合によっては水より安いのが驚きでした。日本のように「ただの水を飲める」のはやはり稀な事だった。
 


ポルトガル旅行その2(ユーラシア大陸最西端)

ポルトガルの首都リスボンから電車で西に向かい、ユーラシア大陸の最西端となるロカ岬やシントラというポルトガル王家の夏の別荘がある場所を訪ねた。ロカ岬ではポルトガルがヨーロッパ大陸の西の縁に位置し、大航海時代の先駆者として世界に君臨したかっての栄光に思いを馳せた。

シントラなどはその権勢を誇った頃の名残として緑豊かな地に王家の城や貴族の別荘が点在していた。現在はEU諸国の経済発展からは遅れ気味であり、ゆったりした国民性とのギャップをどう受け止めたら良いのかは未整理のままだ。
     


(ユーラシア大陸の最西端ロカ岬) 
(シントラ付近のムーアの泉)

2015-12-21

ポルトガル旅行その1(リスボンの青い空)

12月3日から10日間のポルトガル旅行を楽しみました。はじめての訪問国の印象は「ヨーロッパの田舎」、とてもゆったりした雰囲気で私にはとてもなじみやすい国でした。
   
(リスボンの青空)
 (不思議な電車展示)
ポルトガルには日本からの直行便がないことから、トルコ航空でイスタンブール経由でリスボンまで行きました。

リスボンは坂道の多い、近郊住民も含めると240万人が住む大都市ですが、白い壁と石畳の美しい街並みでした。




ホテルに荷物を置いて、ボンパル侯爵広場や1974年のカーネーション革命時に民衆が繰り出して埋め尽くしたリベルターデ通りを散歩、安心して歩ける首都を実感しました。s

2015-11-03

文化の日(憲法公布の日と明治節)

(国会正門前)
 
私は11月3日の文化の日に国会正門前に行き、午後1時丁度に澤地久枝さんが提唱している行動、全国一斉に「アベ政治を許さない」
との金子兜太書の抗議ポスターを一斉にかかげた。私は手製の団扇で意思表示をした。

青空の中に閉会中の国会がそびえ、「戦争法廃止」「憲法を壊すな」などとコールした。

帰宅して90歳の母と憲法公布の話をしていたら、11月3日は「明治節」と言って明治天皇の誕生日だったと聞いて、改めて調べた。そして、日本国憲法の成り立ちを考えた。
今こそ、日本国憲法をもっと大切にしてあげたい!

2015-11-01

秩父小鹿野の越後屋手打ちそば

(越後屋手打ちそば)
この10年、毎年のように訪れる秩父小鹿野の越後屋旅館、今年も囲碁合宿が開催された。

私は2日間で13局をこなし、楽しい合宿となったが、対局をすべて終えて、2日目の昼食は宿の御主人自慢の手打ちそば。

これがとても美味しく、初日の夕食時の岩魚骨酒と並んで越後屋を贔屓にする理由の一つになっている。

御馳走様、おいしかった。

独立火山峰の赤城山登山

(赤城山黒檜山頂)
日本百名山の一つである群馬県の赤城山に山の会の皆さんと登った。この日は天候に恵まれ素晴らしい一日となった。
 
岩が多く、迂回なしの登り道で喘息持ちの私には、登りは苦しかったが、頂上に立てて気持ちがスッキリ。
 
頂上からの眺めはすでに冬支度の佇まいだったが、標高1,200m付近はまさに紅葉の真っ盛り。壮大な規模の紅葉を堪能した。
 
元気に登れて良かった、よかった 。
 
 

2015-10-31

上野動物園散策

(上野動物園入口付近)
以前勤めていた職場のOB会で上野動物園へ、いつもは孫と訪問するこの場所も、大人同士で行って見ると意外に新鮮な気持ちで受け入れることが出来た。

私はNHK「ダーウインが来た」(日)の番組も暇があるとみてきた。本当のところは動物好きなのかも…

子どもたちが数多く来園して動物園を楽しんでいる。いずれアフリカなどの自然動物園の迫力に感動することもあることだろう。




2015-10-28

秩父で花魁

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例年、10月末に実施する「小鹿野の囲碁合宿」に参加した。池袋駅から西武新宿線特急で西武秩父駅まで1時間20分ほどで紅葉の山々が美しい場所まで行ける。

西武秩父駅で旅館のバスを待つ間に昼食を摂ったが、今年は秩父神社周辺の街並みまで足を延ばし、烏賊天重を食べた。とても満足できるボリュームだったが、たまたま日曜日とあって、町内会企画の花魁道中が店の前を通って行った。

秩父で花魁は珍しいと思いiPhoneのシャッターを押した。山の紅葉に負けない、なかなかの美しさだった。

2015-10-27

入谷朝顔市の朝顔の生命力

ベランダの琉球朝顔




ベランダの桔梗朝顔
今年の七夕に入谷朝顔市を訪ねて購入した二鉢の朝顔(琉球朝顔と桔梗朝顔)が我が家のベランダで十月末を迎えて、なお、咲いている。

季節は紅葉の時期、日光や秩父へと我々も紅葉狩に足を運ぶ時期になったのに、朝顔クンなかなかの生命力を発揮している。四か月弱に渡り花を咲かせ続けるとは驚きだ。確かに朝顔市で「九月いっぱい楽しめますよ」と確かに言われたが、これほどとは思っていなかった。なかなかのものだ。

2015-09-13

9.12止めよう!辺野古埋め立て国会包囲に参加

 
(憲政記念公園)
9月12日の「止めよう!辺野古埋め立て国会包囲行動」で、参加者2万2千人が手をつないで、まさに国会を包囲しているその時に、沖縄の辺野古の青い海では日本政府による埋め立て工事が再開された。

しかし、沖縄の人々はその事態をなすすべなく受け入れているのではない、県民の意志を具現するために取り組んでいる島ぐるみ会議(オール沖縄)と建白書の方向に沿って、翁長知事は週明けにも「仲井眞前知事による埋め立て承認を取り消す手続きに入る」と表明した。沖縄では「工事を再開させない!辺野古新基地を断念せよ!」が民意であり、多数派なのである。


ところが、安倍政権にはこの沖縄の民意が全く届かない。選挙で敗れた仲井眞前知事の承認にすがって強引に辺野古新基地の建設を進めようとしている。このことは集団的自衛権の閣議決定から、現在、参議院で審議中の戦争法案の採決を強行しようとする現与党の姿勢と一体のものである。

(国会包囲活動)
     (国会包囲活動)
私は8月30日に12万人が国会を包囲して叫んだ「戦争法案廃案、安倍政権退陣」の声は国民世論であると考える。各種世論調査でも今国会で「戦争法案」を成立させるべきではないとの考えが7割~8割を占める。しかし、安倍政権は来週にもこの戦争法案を強行採決する姿勢を示している。何故、安倍政権は焦って集団的自衛権の法制化を進めるのであろうか?私は米国議会の安倍首相の発言や自衛隊トップの河野統合幕僚長の国会無視・国民無視の発言に答えがあると考える。米国との出来レースであること疑いようもないことであろう。

さて、私は9月12日の国会包囲行動に参加し、久しぶりに「沖縄を返せ」を歌いながら、1970年代の復帰直後に沖縄を訪れた際に、友人の母から聞いた沖縄の米軍基地の本質に思いを馳せた。あの時から42年、そして、今年は沖縄戦の戦われた1945年から70年。かくも長き沖縄県民のたたかいの結果としての「建白書」の成立であることを胸に刻まなければならないと思った。

来週からの「戦争法案廃案」を目指す国会包囲や全国各地の取組みは、安倍政権に対峙する正念場としていかなければならないと思う。いつまでも米国の手先になっていてはいけない。沖縄の島ぐるみ会議「建白書」を支持し、主体的に東アジアでの日本国憲法の精神を生かした平和友好外交を推し進めるべきと思った。
 

2015-09-10

名寄産とうもろこし(ゴールドラッシュ)は美味い

(杉並区役所前)
(茹でたゴールドラッシュ)
9月2日~4日と私のふるさと北海道名寄産のとうもろこし販売を手伝った。私は東京なよろ会というふるさと会活動の一環としてボランティア協力でこの販売を支えている。

3年前から旬の素材提供ということで販売量も4,400本、7,700本、10,000本と増やしてきた。

杉並区民のリピータは年々増えて、6月のアスパラガス販売と並んで今や双璧とも言える区民への名寄市民からの秋の贈り物だ。



ゴールドラッシュは皮が柔らかく、そして驚くほどの甘みがある。ゆでたては本当に美味しい。電子レンジでも十分に美味しくいただける。これらが好評の要因と思う。

さらに空輸で運んだ新鮮品を一本100円で提供しているのも、人気の高まる理由だろう。私も毎年お世話になった職場にこの品物を届けている。

2015-09-06

9条こわすな!戦争させない!9・4オール埼玉総行動に参加

(埼玉県大宮駅西口地上2階通路側)
(生協九条の会・埼玉幟旗)
国会包囲12万人に続けと提起された標記の「オール埼玉総行動」だが、1万5千人超える空前の大集会となった。(ちなみに私はこの日午前中から東京なよろ会というふるさと会活動の北海道のとうもろこし販売のお手伝いを終えて、3日間で1万本を完売するという大好評のイベントを成功裡に終えて駆け付けた)

大宮駅西口は大宮そごう、ソニックシティなどに駅から直行できる地上通路と2階通路の2本立てになっている。

その通路が地上も2階部分もソニックシティの先まで、まさに鈴なり状態で、大宮には良く出向く私にも初めて見るものすごい光景だった。

弁士は小森陽一さん(9条の会事務局長、東京大学大学院教授)と浜矩子さん(同志社大学大学院教授)、私はしっかりiPhoneに録画させて頂いた。お二人とも素晴らしい内容のスピーチだった。そして、当初の予定弁士だった鳥越俊太郎さんも録音メッセージを寄せた。

集会コールは地元の高校生が先導した。一時間程度のこの集会にどれほどのみんなの思いが濃縮されていたのか、私は参加者の一員だったが、感動しながら、聞き、そしてコールした。

2015-08-31

六本木に北の野菜倶楽部登場

(六本木マルシェ会場)
(北の野菜倶楽部ポスター)

六本木のアークヒルズに私のふるさと北海道名寄市の農産物が登場するとのフェイスブック情報を入手し、滅多には出向くことの無いセレブ達の街に足を運んだ。





(Dkdoの黒井さん)
(北海道農産物マップ)
アークヒルズとヒルズの違いすら知らなかった私は日比谷線の六本木駅まで行ったのだが、実は南北線の六本木一丁目駅に行くのが正しかった。お陰で六本木界隈を散歩して、万歩計の歩数を稼ぐことが出来た。




肝心の北の野菜倶楽部の商品のことだが、ピーマン、赤玉ねぎ、トペンぺ(ミニトマトの”アイコ”ジュース)がなかなかの味わいだった。

実は9月2日から4日まで、ふるさと名寄市のとうもろこしを中心にした農産物販売を、杉並区役所前で実施する。私も東京なよろ会というふるさと会の一員として販売支援を行うのだが、味の良さと手ごろな価格で自信を持って杉並区在住のリピータやふるさと会メンバーに提供していきたい。

8月30日「戦争法案廃案・安倍政権退陣」国会前10万人・全国100万人大行動

(8月30日憲政記念公園北庭園)
私の元の職場でご一緒したメンバーと「生協だれでも9条ネットワーク」というゆるやかな集団を立ち上げ、昨年7月1日の集団的自衛権の閣議決定以降の安倍政権の暴走をストップさせたいと行動してきた。

昨日、8月30日は大きなヤマ場となった。国会周辺(霞ヶ関、日比谷)で12万人が行動するインパクトのある一日となり、私たちもこれまで最大数の100名以上が参加した。地下鉄国会議事堂前駅から地上に出たところで、ものすごい人波に押され、この地域の歩道を利用することだけでは、目的地に到達できないことが明らかになった。

私たちはこの大行動開始一時間前の13:00から国会議事堂正門を目指したのだが、歩行さえままならぬ状態となり、憲政記念公園北庭園内で集会に参加し、シュプレヒコールを繰り返した。

NHKの夕方6時のニュースでは主催者発表12万人、警察調べ3万人などと参加者の実感に全く合わない数値を発表した。警察も調べたいのならもっとまじめに把握しろと言いたい。数多くの集会に参加してきた私だからこそ、この参加者数は半端じゃないぞと思った。

それにもまして、全国では100万人が一斉に戦争法案廃案・安倍退陣を訴えたことの意味は多きいと感ずる。

2015-08-27

うらめしや、冥途のみやげ展

(展示室の案内)
上野にある東京芸術大学美術館で「うらめしや、冥途のみやげ展」を見てきた。「東京芸大ってこんなこともしているのか」との感想を持った。

上村松園の焔がポスターに使われていて、葛飾北斎や歌川国芳の錦絵などがあり、見ごたえがあった。しかし、三遊亭圓朝(噺家)がこれらの絵の偉大な収集家だったことなど私は全く知らなかった。

たまには上野に行って「うらめしや」とひとの命が重かった時代を想うのも良いかも…

2015-08-24

入谷の朝顔まつりとベランダの朝顔

(8月24日、最近急に咲き出した)
(7月7日の朝顔市)
七夕(7月7日)に入谷の朝顔市で購入したのだが、ベランダに置いてはや6週間、今年は花の付きがとても悪いと感じていた。しかし、昨日から3つ、4つと毎日開花し、家族を楽しませている。

フェイスブックの花情報でも今日の朝顔についての写真登場中。暑すぎた8月は超えたのか、毎朝花開く状態となった。朝顔市で「9月まで楽しめるからと言われた」が、本当のようだ。

2015-08-16

靖国神社を訪問

(靖国神社入口)
(遊就館入口)
戦後70年、私は終戦記念日の8月15日は靖国神社は参拝する人々で混みあうだろうと予測し、前日の8月14日に生まれて初めて靖国神社を訪れた。午後の早い時間帯だったにも関わらず、8月14日の靖国境内は数多くの参拝者で混雑していた。

「戦後70年の安倍談話」が、まさにその日発表される予定であり、私としては安倍首相がこれまでに外交上のリスクを敢えて抱えたとしても、参拝や玉ぐしの奉納を欠かさない現場を訪ねてみたかった。もちろん、どのような展示がなされているのかを自分の目で確認したかった。

流石に広い土地と施設を、滞在時間の2時間程度で見ることは不可能だったが、遊就館をメインにして見学した。遊就館特別展の見学コースに映画上映が組み込まれていた。「私たちは忘れないー感謝と祈りと誇りをー」映画の企画制作が日本会議・英霊にこたえる会となっていて、後援が靖国神社だった。

この映画には日本が世界に向けて発信した「村山談話」の精神は組み込まれていない。戦争で散華した(亡くなった)職業兵士の英霊にひたすら感謝し、今日の日本の繁栄の礎となったことに思いをいたそうとの主旨だった。靖国神社と日本会議の関係に疑問を感じざるを得ない。

この靖国神社訪問の後に戦後70年の「安倍談話」を聴いたが、全体に判りにくく、安倍首相が本心から心情を発露したとは思えない文章だ。私は安倍談話と安倍首相が私人として玉串を奉納した「靖国の世界」には乖離があると思う。ここに私は安倍首相の自己矛盾を見た思いだ。

2015-07-19

生協だれでも9条ネットワークの幟旗

(7月14日日比谷野音)
6月末から私のブログが休眠状態となった。自民党の安倍首相取り巻きの若手議員?が勉強会と称して、恥ずべき言論弾圧発言を行っていたことが報道された朝からのことである。

この日私は国会周辺での容易ならざる気配を直感して、何かをなさなくてはとの思いに駆られ、気忙しい毎日が続いた。

私は元の職場の知り合いの方々と誘い合って、連日のように提起された国会周辺の集会やデモに出向いた。そして、一本の幟旗を目印に集まるようになった。幟旗には「生協だれでも9条ネットワーク」と記されている。

7月14日の日比谷野音には2万人が集まって戦争法案・強行採決反対の表示を行った。私たちはこの幟旗の下に60人が集まった。120人で呼びかけあった結果であり、この人数の意味するところはとても深いと感じてきた。

7月15日の特別委員会強行採決、そして、7月16日の衆議院本会議での強行採決と続いたが、暑い中、雨の中でも国会周辺での抗議行動が続いている。学生だけでなく、私たちの仲間も参加して声をあげている。

与党の自民党・公明党の議員の中には今回は60年安保当時と比較して、「落ち着いた雰囲気で国会の採決が出来た」と述べた議員もいる。しかし、その発言はまさに民意を見誤っている。戦争法案反対の意志は老若男女を問わず深い広がりを見せている。

安倍政権の支持・不支持率が初めて逆転し、支持率が35%に急落し、不支持が51%と過半数を超えた(毎日7月19日)。私はこの傾向は参議院に議論の場を移してもますます強まると思う。その中で安倍首相が何故のような戦争法案審議を急ぐのか、「アベ政治を許さない」との国民の怒りが今後も広がりを見せるに違いない。またそのための小さな努力を身近なところで行いたい。




2015-06-26

日本のマスコミよ、戦争法案審議の背景をさらに!

(6月26日朝日新聞と東京新聞)
(6月26日朝日新聞4面)
6月26日(金)の朝一番に飛び込んできたのが「自民党の若手議員約40人が集まって、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本部で開いた。」との共同通信社の配信記事。





グーグルニュースサイトで見つけたので「憲法改正を推進する勉強会」で検索をかけると、毎日新聞や地方紙各紙(北海道新聞、琉球新報、京都新聞等多数)に掲載された模様。さらに沖縄タイムスをウェブで見ていくと、「普天間居住『商売目当て』百田尚樹氏発言 土地接収顧みず」との独自の見出し記事となっていた。

さて、我が家の朝日新聞、東京新聞ではどうなっているかと早朝に届いている新聞に目を通した。東京新聞は2面の囲み記事にして「琉球新報社」と『沖縄タイムス」のコメントを載せていた。
朝日新聞は4面の「安保異論封じ」との記事の並びで「報道 広告主通じて規制を」との見出しで、報道規制に焦点をあてた記事にまとめていた。

私はこれらの報道に相当の関心を持った。先日、このブログで自民党若手議員に「新しい憲法のはなし」を読ませたいと書いたばかり、手元の記事を読む限りだが、勉強会での百田氏発言への疑問や意見がその場で述べられないことに驚きを禁じえない。

また、朝日新聞記事によると、漫画家の小林よしのり氏を招いて、25日に予定していた自民党リベラル系若手議員の「過去を学び『分厚い保守政治を目指す若手議員の会」の勉強会が2日前に急遽中止となった経過が説明されている。この件についても中止の理由が全く理解できない。

現状で私が思うことは「自民党若手は混乱しているのではないか」ということ。世論が「戦争法案やその審議の進め方」に疑問を投げかけている今こそ「地元に帰ったり、身近な庶民の素朴な疑問や意見に耳を傾け、歴史に学ぶ姿勢こそ求められているのではないか」と言いたい。

以下は共同通信の配信記事の一部分です。ウェブで検索して確認下さい。
『~安倍晋三首相に近い自民党の若手議員約40人が25日、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」の初会合を党本部で開いた。安全保障関連法案に対する国民の理解が広がらない現状を踏まえ、報道機関を批判する意見が噴出した。講師として招いた作家の百田尚樹氏に助言を求める場面も目立った。 出席者によると、百田氏は~(共同通信)』


2015-06-14

自民党若手議員に読ませたい「新しい憲法のはなし」

(あたらしい憲法のはなし)
憲法審査会で3名全員の憲法学者から違憲とされた『戦争法案(安全保障関連法案)』だが、これだけ世論を揺るがす事態になっており、先般は元自民党の重鎮(長老)4名からも今国会での拙速な法案処理は如何がなものかとはっきりとした意見が出されている。

そんな事態にもにも拘らず、自民党のいわゆる若手議員からの発言がほとんどないに等しいのは何故なのか?自民党の中で縛りがあって発言出来ないでいるのだろうか?いや、もしかして、そもそも日本国憲法の平和主義について詰めた論議をしてきた経験に乏しいのではないのか?などあまりにも静かすぎて不信感が湧いてくる。

戦後70年間の我が国の憲法解釈が、集団的自衛権について根本的に変えられる法案であるのに自民党若手議員の意見が浮かび上がってこないもどかしさがある。自らの先輩議員が踏襲してきた『日本国憲法のもとに集団的自衛権は行使できない』との解釈を変えるに際して、一人一人の声が聞こえてこない。

この際私は1947年8月2日発行の「あたらしい憲法のはなし」を憲法と照らし合わせて、」読み返してみた。当時の中学生にもわかるように書かれた記述である。とても良く理解できる。僭越ながら私はこの文章を自民党の日本国憲法改正草案と併せて読み比べてみるよう提案したい。そして国会論戦に是非参加していただきたいと願います。

2015-06-08

アスパラガスの季節(北海道名寄産)

(名寄産アスパラガス)
(区役所内の展示コーナー)
6月3日から5日の3日間、杉並区役所前広場で恒例の名寄産アスパラガスの産地直送販売が取り組まれた。私のふるさと北海道名寄市はアスパラガスの産地として、知名度も上がり、この販売を待っているリピータも増えている。




(販売開始前から行列)
(Lタイプは500円/300g)
ここ数年間は午前中に用意したアスパラガスが全部なくなってしまう状況が続いている。今年は昨年より持ち込み数を2割増しにして取り組んだ。天候によっては来訪者が減る可能性もあると心配したが、3日間とも完売となった。




名寄産グリーンアスパラガスの特徴は、太くても柔らかいことで、関東近辺ではなかなか入手しがたい品物である。そんなことから、一度食べたら忘れられずにこの販売を楽しみにしているリピーターが増えている。

私は東京なよろ会というふるさと会活動の一環として、10年以上にわたって、ボランティアで名寄産アスパラガスの知名度向上に取り組んできた。最近は少しづつだが、成果も見えてきたのでとても喜んでいる。もっともっと、この美味しいアスパラガスが関東圏に浸透して欲しいと思っている。