(工事足場と朝日) |
25歳まで北海道に住んでいた私の経験では3カ月以上の根雪に覆われ、気温もマイナス30度近くに達することのある冬の季節が最も厳しいと感じていたのですが、関東地方に移り住んですでに40年を経て、今では夏の季節こそ厳しいと感じています。日本人の富裕層が夏場に避暑に出掛けるということのリアリティも判るようになりました。
ところで私は50歳を超えてゴルフを覚え、その面白さやメンバーとの交流の素晴らしさも良く理解している者です。しかし、中国地方への集中豪雨で死者も出るかという状況下で、一国の首相がゴルフ場に足を運んだことが報道されています。さらに状況が悪化するなかでゴルフプレーを中止して、東京に駆け付けたとのことです。このことは極めて当然のことですが、そもそも初動でゴルフ場まで出かけて、未練がましくとって返すのか?というのが率直な私の感想です。
今年の7月1日に集団的自衛権の閣議決定という言わば非常手段で国民に仕掛けをした張本人が、まさにその夏に2週間もの夏休みを取ることが私には信じられません。国民の多数が十分には理解していない、むしろ反対している集団的自衛権の行使問題を何が何でも説明するのが一国のトップの責任でしょうが?内閣メンバーの首のすげ替えでことが済むものでもないでしょうに。
安倍内閣の国民にやさしくない行状を見るにつけ、この暑い夏がますます凌ぎにくくなる。
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