(映画チケットと本) |
私は南アフリカ共和国のケープタウンに約一年間滞在し、ネルソン・マンデラさんのゆかりの地やANC(アフリカ民族会議)の記念施設を自分の足で訪ねた経験があります。この映画の展開に合せてわせて登場したいくつかの映像は私の記憶に留まっていて、懐かしく2時間半の長丁場も楽しむことが出来ました。私はマンデラさんに関する話題はある程度把握しての映画鑑賞でしたが、さすがにアメリカ映画と思わせるストーリ展開と感じました。27年間という超長期の拘束期間とその中で何故、マンデラさんが虹の国という民族和解政策をとるに至ったのかがもう少し丁寧に描かれていたら、もっと良かったのにとの感想を持ちました。とはいえ、人類の歴史に忘れられぬことがらとして記憶すべきアパルトヘイト政策と生涯をかけて戦ったネルソン・マンデラさんの生き様が浮かび上がる映画でした。この映画館はシニア優遇と金曜日サービスで1000円で鑑賞出来ました。まさに年金生活者にもやさしい映画料金でした。もっとたくさんの若者にも映画を見てもらい、アフリカ大陸や南アフリカ共和国などへの関心を強めて頂きたいと思います。
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