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2014-06-26

日本国憲法第十章 最高法規

(日本国憲法第十章)
昨今の政権与党による「集団的自衛権」「国連の集団安全保障の一環としての武力行使」論議は場当たり的であり、国会や主権者である私たち国民の論議不在のまま進行しています。ここまで露骨に憲法9条(戦争の放棄)の解釈改憲を急がれる理由はなんでしょうか?私たちは確かに2012年の衆議院選挙、2013年の参議院選挙で国会議員を選出した経過は承知していますが、我が国の最高法規たる憲法の「改正」や「解釈改憲」を現政権与党に委ねたわけではありません。

憲法は我が国の最高法規と定められています。1947年の憲法施行以来これほどまでに軽々しく一内閣による「解釈改憲」が行われようとしている事例はありません。日本国憲法は私たちのものであることを自覚するからこそ、もっと正々堂々と「改正」や「解釈改憲」の理由を国会や国民に説明していただく必要があります。政権与党内で議論されている日本国憲法の解釈改憲論議とは何か?その本質を国民に明らかにすべきです。

各種世論調査によっても今回の「集団的自衛権の行使容認をめぐる政権での論議が不十分」とする国民が4人中3人もいるなかで、何故「閣議決定」を急ぐのでしょうか?明らかに安倍内閣の暴走行為と断じざるを得ません。平和の党を標榜する公明党においても今回の集団的自衛権をめぐる閣議決定の内容は自己矛盾と言わざるを得ません。また、自民党を始めにしたすべての国会議員に問いたい。私たち国民への「解釈改憲」の説明と論議は十分でしょうか?

最高法規たる日本国憲法は第99条で「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」と明記しています。該当する方々はもっと働いてください。そして私たち国民がいまこそ世界に誇りうる日本国憲法を尊重し擁護する時と思います。

2014-06-23

悠々楽山会6回目 陣馬山

(JR藤野駅)
(陣馬登山口)
6月20日の陣馬山行きは私の悠々楽山会6回目の参加となった。埼玉県川口市周辺はその日の明け方まで大雨となり、インターネットメールに山行き中止のお知らせも来ているかとチェックしたほどであったが、次第に雨は上がり、雨具なしで7:30に家を出発した。その後、神奈川県の陣馬山周辺の天候は雨どころか晴れ間で気温が高くなり、登山中は大汗がでて、夏山用の服装にしていって正解だった。

(陣馬山頂上)
出発地点の神奈川県相模原市藤野町まで、私の場合はJR武蔵野線、中央線、中央本線を経由して80分ほどで到着した。今会はフルメンバーの8人で陣馬登山口から一の尾尾根コースを登りはじめ、150分ほどかけてゆっくりと陣馬山頂上(865m)を目指した。私はこれまで毎回登りがバテ気味で同行者に迷惑をかけてきたが、このコースはとてもなだらかで歩きやすく、遅れ気味だったがついて行くことが可能だった。お陰様で陣馬山頂上の清水茶屋での昼食は、毎回のことだが各自持ち寄りのお手製弁当のおかずが少量づつの御相伴となって楽しい時間帯となった。


(明王峠)
(下山途中)
今回の下りは陣馬山頂から奈良子峠、明王峠、矢ノ音から奈良本コースを経て150分ほどかけた。タクシーの呼べる場所まで下山し、ふじの温泉東尾垂の湯でゆっくりと身体を癒してから、8人全員参加で宴会を楽しんだ。ここでの生ビールの一杯目が極上だった。


今回、私の万歩計は途中で電池切れとなり、正確な歩数は得られなかったが、他の人の数字を参考にしておよそ3万歩と推定、タフな一日となった。

2014-06-18

閣議決定で「戦争する国」にするな6.17大集会に参加して

(日比谷野外音楽堂)
(戦争反対のプラカードを掲げて)
6月17日日比谷野外音楽堂の内外に5千人が集まった。この集会は「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会(135団体6月15日現在)」が主催した。政党からは民主党近藤昭一議員、日本共産党からは志位委員長、社会民主党からは吉田党首が短い挨拶を行った。


ゲストスピーチは翻訳家の池田香代子さん。連帯挨拶は日弁連憲法対策本部担当副会長の水地啓子さん、日本ペンクラブ事務局長の篠田博之さん、立憲デモクラシーの会呼びかけ人上智大学教授中野晃一さん、戦争させない1000人委員会事務局長代行の藤本泰成さん、そして元・自衛隊3等陸曹・レンジャー隊員の井筒高雄さんが発言した。集会終了後、国会請願デモと銀座方面デモの2コースに分かれてデモ行進を行った。

私はこの集会に参加して、発言に拍手などを送りながら、以下のことを考えていた。「いよいよ安倍政権の本性がむき出しになって来た。何故、日本国憲法の解釈改憲を急ぐのか?国民が気づく前に憲法の内容を変えてしまえということか。あまりに品位に欠け、一国の総理大臣として国民に不誠実な対応ぶりではないか。

はたして私たち国民の何割が外国で戦争出来る日本国になることを望んでいるか?そのことを国民に問うと過半数に達する自信がないので、お友達の多い現内閣で決めてしまえということだろう。
内閣総理大臣たるもの日本国憲法に従い、国会等の力も借り、日本国民の民意に沿ってものごとを判断すべきではないか。

日本国憲法を変えるべきか否かは、安倍総理あなたの個人的な意志ではなく、国民が判断するものだ。日本国憲法は施行後67年間に渡り、このように乱暴かつ一方的に民意を無視して破壊されようとしたことはなかった。

「集団的自衛権」の名のもとに外国の戦地へ赴き、命を失ったり、怪我をしたり、また、他者の命を奪い、傷つける当事者は誰なのか?安倍総理あなた自身は戦地に赴くことはない。しかし、現実はまず自衛隊の方々、その次に私たちの子供や孫世代が徴兵制の名のもとに駆り出されることになるだろう。とんでもないことだ、私は解釈改憲に絶対反対の立場だ。敵国に仮に攻撃された場合は個別的自衛権で対処すべきであって、「集団的自衛権」ではないはずだ。どうしても日本国憲法を変えたいのならば安倍総理大臣、日本国民に堂々と憲法改正を諮ってください。

2014-06-14

九条の会発足10周年講演会 集団的自衛権と憲法9条

(当日の会場看板)
(会場の様子)
2014年6月10日に「九条の会発足10周年講演会 集団的自衛権と憲法9条」が渋谷公会堂で開催されました。私は集団的自衛権をめぐる安倍政権の一方的な解釈改憲の進め方に強い怒りを覚えており、この現状を何とかしたいと思っています。

『九条の会』は発足時アピールで「日本国憲法は、いま、大きな試練にさらされています」と始めて、「私たちは、平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である国民一人ひとりが、九条を持つ日本国憲法を、自分のものとして選び直し、日々行使していくことが必要です。それは、国の未来の在り方に対する、主権者の責任です。日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます」とまとめています。

「今国会会期末までに集団的自衛権の解釈改憲閣議決定を」と急ぐ安倍内閣の国民的論議なしの進め方をあたかも見抜いていたかのようです。当日の参加者数は2千人を超えて、安倍内閣に対する怒りが充満していました。講演者として大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さん、会場へのメッセージを託された鶴見俊輔さん、梅原猛さんの9条の会呼びかけ人に加えて、ゲストスピーカーの金泳鎬さん、池田香代子さん、阪田雅裕さん(ビデオ出演)が話されました。それぞれの切り口から九条の会の10年前の発足の経緯や日本国憲法9条の意義を説き起こされました。集団的自衛権容認をめぐる日本国憲法のかってない状況のなかで、講演者の危機感と会場参加者の気持ちが相呼応して、私などはこれまでに経験したことのない一種の高揚感が溢れる会場の雰囲気となっていました。そして講演会開催の意義をほとんどの参加者が心に刻むことが出来たのではないでしょうか。



2014-06-10

映画「マンデラ自由への長い道」

(映画チケットと本)
6月6日、雨の日は映画に限るとユナイテッド・シネマ浦和に出掛けました。「マンデラ自由への長い道」はネルソン・マンデラさんの自伝「LONG WALK TO FREEDOM」に基づき映画化されました。
 私は南アフリカ共和国のケープタウンに約一年間滞在し、ネルソン・マンデラさんのゆかりの地やANC(アフリカ民族会議)の記念施設を自分の足で訪ねた経験があります。この映画の展開に合せてわせて登場したいくつかの映像は私の記憶に留まっていて、懐かしく2時間半の長丁場も楽しむことが出来ました。私はマンデラさんに関する話題はある程度把握しての映画鑑賞でしたが、さすがにアメリカ映画と思わせるストーリ展開と感じました。27年間という超長期の拘束期間とその中で何故、マンデラさんが虹の国という民族和解政策をとるに至ったのかがもう少し丁寧に描かれていたら、もっと良かったのにとの感想を持ちました。とはいえ、人類の歴史に忘れられぬことがらとして記憶すべきアパルトヘイト政策と生涯をかけて戦ったネルソン・マンデラさんの生き様が浮かび上がる映画でした。この映画館はシニア優遇と金曜日サービスで1000円で鑑賞出来ました。まさに年金生活者にもやさしい映画料金でした。もっとたくさんの若者にも映画を見てもらい、アフリカ大陸や南アフリカ共和国などへの関心を強めて頂きたいと思います。

2014-06-09

2014年6月8日の第二日曜日、日本の政治家に強い危機感

私は日曜日の朝、まず午前6:00の「時事放談」、次に7:30の「新報道2001」、9:00の「日曜討論」とテレビのハシゴをします。そしてこの時期は午前5:00頃には目覚めますのでテレビの合間を縫う様に「朝日新聞」、「読売新聞」、「しんぶん赤旗」を読みます。そして気に入った記事は後できりばりをします。このような日曜日の過ごし方は長く続けています。そうです、私は日本の政治に強い関心を寄せている一人です。私は、今、日本の政治に強い危機感と不満を持っています。

私は1948年生まれで、1945年の第二次世界大戦における日本軍の無条件降伏を含むポツダム宣言受諾後の戦後日本の暮らしぶりについて記憶として残っている団塊世代でもあります。そして、戦争に係る様々な話を明治生まれの爺ばば世代、大正生まれの父はは世代から聞かされて育ちました。結論は「あんな戦争はもうこりごりだ、二度とやってはいけない」ということでした。

そして、私の小学、中学時代、高校、大学時代と教育の現場では戦後日本の基本的指針としての「日本国憲法」が常に意識され、語られて来ました。この憲法が掲げた戦争の放棄と平和主義との関連で、1951年のサンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の締結が国民的議論の題材になってきたのです。歴代の日本国の政権与党はどの党派であれ常に「日本国憲法」を優先させた憲法解釈をしてきました。もちろん、その時々、節目には国会での論議、国民的論議による世論づくりと民主主義の根幹部分は維持されてきたと私は思います。

ところが、今日の安倍政権の「集団的自衛権」をめぐる日本国憲法の好き勝手な解釈は、戦後70年間の営々とした論議の積み上げを無視して、日本の民主主義を破壊する行為であると断じざるを得ません。何故、国会での論議を丁寧に行わないのか?憲法の改正が必要ならば、何故、国民に諮らないのか?日本国憲法は一政権のものではありません。日本国民のものです。また、世界の人々に向けても誇らしい内容を持っていると思います。はたして、このように簡単に安易に、一政権のこだわりで日本国憲法が歪められてもいいのでしょうか?私は次世代のために発言します。絶対に許せないと。私は国会議員と名のつく国政の代弁者にもっと危機感を持っていただきたい。国会論議がもっと沸騰して欲しい。さらに日本国憲法をめぐってはより深い国民の議論を保障するべきです。何がなんでも民意を探れと言いたいです。

2014-06-08

太くて、柔らかい、そして美味しいアスパラガス

(食卓の茹でアスパラとバター炒め)
(LLサイズの名寄産)
6月初旬に我が家でいつもおいしくいただくアスパラガスは太くて、柔らかく、甘みがあってとてもおいしいのです。私のふるさと北海道名寄市で栽培された製品は1パック5-6本入り(230g)が500円で販売されました。名寄産のグリーンアスパラについて良く知っている我が家はこの時期を首を長くして待っています。実際に食べて味わうことが楽しいのですが、知り合いに贈って新しい味わいを楽しんでもらうこともとても気持ちが良いものです。そんなわけで今年の作柄はいつも以上に素晴らしかったとのお褒めの言葉もいただきました。
(関東地方の販売アスパラ)

私は基本的に水洗いの後はそのまま調理します。アスパラのゆで時間は3分間程度を目安にして、塩茹でします。そのまま頂くか、マヨネーズに少しだけ醤油を垂らして食べます。その他、薄くスライスして、軽くバタ―焼きして、塩胡椒します。これが美味しいのです。孫も大好きです。関東で一般的に販売されるアスパラガスも美味しいのですが、名寄産と比較すると太さも食感も異なります。ワンパックの値段は3倍ですが、6月初旬は私のふるさと名寄産のアスパラに軍配を上げたいと思います。

アスパラナイトと名寄産アスパラガス

(加藤名寄市長)
(名寄産アスパラ2Lタイプ)
私は東京なよろ会というふる里会活動に四半世紀(25年間)ほど関わって来ました。ふる里の北海道名寄市は道北地方に位置して、人口約3万人。農業が主産業であり、春のアスパラ、夏のメロン、とうもろこし、秋のお米、もち米、かぼちゃ、冬の玉ねぎと魅力ある農産物が収穫されます。
例年、6月初旬には杉並区役所前で太くて柔らかく、甘みの溢れるアスパラガスを東京都民にお届けしています。今年も6月3日~5日の三日間、500円/230g入り(平均5~6本入り)を720個(袋)、アスパラ総本数では4千本ほどを朝10:00に販売開始して、12:00過ぎまで、販売した三日間ともすべて2時間で完売しました。東京での人気ぶりが窺えます。
(アスパラナイトの木原会長挨拶)
(アスパラ料理の数々)
(アスパラカクテル)

(アスパラ掻揚げ)
6月4日にはアスパラナイトが企画され杉並区の新東京会館で180人が集まり、もっぱら名寄産アスパラガスを様々に料理して味わい交流しました。アスパラの定番料理に加えて、アスパラカクテルやアスパラ掻揚げが珍しさもあり好評をはくしました。この会場ではアスパラカクテル用や各種料理用に230g入り300個(袋)分が消費されました。

その昔は名寄産アスパラは「太いゆえに固そうだ。グリーンアスパラなので固そうだ。こんなに太くなってしまっては味が落ちているのでは」などの誤解がありましたが、実際に食べていただくことで、太くて、柔らかくて甘いとの感想をいただけるようになりました。

2014-06-06

マンションの大規模補修工事

(巨大クレーン車による工事開始)
(管理組合総会)
私の住むマンションは築35年となり、現在、3回目となる大規模補修工事が行われています。住居者数は273戸、補修費の総額は2億円を上回る規模となります。工期は5月開始の10月完成と約半年間の予定。改修工事で問題となることはまず資金ということでしょうが、長期補修用積立をマンション管理組合で実施しています。
実際に工事が始まると直面するのがベランダの整理です。ここにある鉢植えを含む様々なモノを片づけなくてはなりません。改めて捨てるべきものを捨てなくてはなりません。そして工事終了までの一時避難をさせるべきものをどこかに移動させなくてはなりません。幸いに私は1階と6階に部屋があるのですが、1階の借用庭はガラクタで満杯になりそうです。
そしてマンション全体をぐるりと工事用の足場が取り囲みますので、いつ窓の外に工事関係者が現れるか不明です。また、騒音も相当なものになっています。何とか工事の進捗状況を良く把握しておく必要があります。年金生活者はこの物音からなかなか逃れられないことも知りました。しかし、いずれにしても現状をより良くすることですから我慢が肝心と言い聞かせています。

2014-06-02

旧古河庭園のイングリッドバーグマン

(イングリッドバーグマン)
(旧古河庭園)
5月30日はバラ見学に行きました.京浜東北線で最寄駅のJR南浦和からJR上中里駅までは乗り換えなしで行けます。上中里駅から旧古河庭園までは歩いて5分で行けます。私は毎年バラの季節にこの庭園を訪ねます。今年は65歳になったので入園料は70円でした。この日は5月にしてはとても暑く、気温は30度を超えました。しかし、見学客はとても多く、帽子や日傘が目立ちました。様々なバラが植えられているのでかなり長く期間楽しめるのですが、「春のバラフェスティバル」は6月8日まです。私は数ある中でイングリッドバーグマンが気に入りました。
ここは旧・古河財閥の三代目当主古河虎之助男爵が大正時代に住んでいた住居とのことですが、北大の古河講堂を訪ねたのが数日前ですので、足尾銅山のことや第一次世界大戦時に発展を遂げた古河コンツェルンのことなどに思いを馳せました。財閥の所有するお金は本当にすごいものがあったのですね。
(ミックスフライ定食)
(けやきレストラン)
昼食は庭園入口に近い北区滝野川会館のレストランけやきでミックスフライをいただきました。それと庭園内でソフトクリームを食べました。年金生活者のささやかなぜいたくでした。

2014-06-01

北大農学部その⑤明治日本の植民地支配

(古河講堂)
(岩波全書)
私は「明治日本の植民地支配 北海道から朝鮮へ」(井上勝生著/岩波現代全書)を読んでから、今回の北海道札幌訪問を行った。「一体の遺骨の謎から、ジェノサイドの真実に迫る」との本の横帯文言も刺激的であり、著者の井上勝生さん(北海道大学名誉教授)の誠実な人柄を想起させるこの本の内容が、私の心にしっかりと入り込んでいる。
北大の古河講堂に放置されていた頭蓋骨の遺骨には東学党首魁と書き込まれていた。朝鮮半島で東学党が蜂起したのは1894年日清戦争中の出来事になる。何故、長きに渡り、北大にこのような髑髏が放置されていたのか、その謎に調査を通じて迫り、ついには札幌農学校、北大の植民学にもメスを入れ、これまでほとんど解き明かされなかった歴史を取り纏めて本にしている。
(佐藤昌介像)
(クラーク博士像)
北大構内を訪ね、何枚かの写真を撮らせていただいたが、写る被写体の形はこれまでと同じでも、クラーク博士に連なる新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎、佐藤昌介らにこれまで私が抱いてきた札幌農学校の良き話題のいくつかについてはイメージの追加が迫られそうだ。