(たくましく育つ若葉) |
(世界6月号) |
私が生まれる以前に終わった第2次世界大戦では徴兵制のもとに数多くの若者が上官の命令のもと日本国外で戦闘の主体者となり殺しあったのはまぎれもない事実でしょう。出生数が100万人程度あるいは将来それ以下になろうとしている我が国で、集団的自衛権の名目のもとに日本からは遠い地の地球の反対側までも出向いて殺しあうことが容認された場合の自衛隊にはたして若者が就職するのだろうか?とどのつまり徴兵制が復活することにならないか?
私には今、5歳の孫がいます。孫の世代の安全保障は20年先を慎重に見極める必要があると思います。日本国として戦争をしかけてこなかったこれまでの67年間に誇りを持ち、全世代の知恵を総動員して、今後も「非戦と専守防衛」を貫き、現行の日本国憲法で一世紀をしのぐことが出来たら、このことこそ人類史に輝く成果となるのではと考えています。そして孫のためにもそれが最も優れた選択肢だと信じます。
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