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2014-04-23

ネルソン・マンデラ釈放の真実とヒューマントラストシネマ渋谷

映画のポスター
4月21日に私は映画「ネルソン・マンデラ釈放の真実」を見ました。この日の上映は一日2回で昼の部と夕方16:50からでした。夕方の上映時間に間に合うように15:30に埼玉県の自宅を出発しましたが、東京渋谷のヒューマントラストシネマには10分前に到着し、シニア料金1100円を支払って、チケットを購入しました。この映画の公開にあわせて来日したジャンイヴ・オリヴィエさんのことが読売新聞などで紹介されていたのでそれなりに来場者が増えると予想していましたが、195席のうち観客は僅かに8人でした。映画の内容は謎の実業家として登場するジャンイヴ・オリヴィエさんの話を軸に、ウイニー・マンデラさん、ターボ・ムベキさんらもインタヴューに応じていました。これらのインタビューを通じて、ジャンイヴ・オリヴィエさんが1980年代末頃のナミビアやアンゴラと南アフリカ共和国、そしてキューバなどの間で紛争処理の仲介を行い、積み上げた交渉力についての信頼を駆使して、ついには密かにフランス政府なども動かして獄中のネルソン・マンデラさんと南アフリカ大統領のデクラークさんとの会見実現に至った、これまでは隠されてきた真実を映画で明らかにしています。しかし、アフリカ諸国とりわけ、南アフリカ共和国の20世紀の歴史やネルソン・マンデラさんの人生について知識が乏しい場合はかなり難解な映画になってしまいそうです。私の感想は勉強になったということです。

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