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久留里城址から |
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天守閣址 |
私は11月末に千葉県房総半島への小旅行を行い、深まる秋の気配を満喫しました。房総へは妻の出身地が大多喜町であることなどから、これまでたびたび訪れる機会がありましたが、君津市久留里にある上総久留里城址は初めての訪問でした。
15世紀の戦国時代からの歴史を重ねてきた関東地方の名城の址は急坂を上ってようやくたどり着く、堅固な守りの城だった様子です。城への上り口には登攀用の杖が用意されており、体力に自信のない私はそれを使わせていただきました。
久留里城址資料館で、私は故郷名寄市の出身者である画家の絵画を見つけました。1917年に北海道名寄市で生まれた故・田中稔さんは独立美術協会や道展などで活躍され、1984年に千葉県の袖ヶ浦に転居された縁からか、故人及び遺族のご厚意からご自分の絵を君津市に寄贈されていました。インターネット検索で調べたところ、故郷名寄市近辺で発行されている「名寄新聞」の題字もこの田中稔さんが書いたことなどが判りました。こんなことから私は千葉県の房総半島と故郷名寄市との不思議な縁を感じてしまいました。
初めて、投稿させて頂きます。私は1980頃から札幌在住ですが、82年に田中稔さんとは面識があります。その当時田中さんは手稲宮の沢で住居兼アトリエ構えておりまして、土地の売買で伺ったことがあります。売買は条件が合わず成約しませんでしたが、温かみのある温厚な人柄だったのを覚えております。名寄時代の懐かしい思い出をお話しておりました。
返信削除千葉県の君津市に転居されていたのですね。どうもありがとうございました。