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2013-11-01

岩波ホールと第54回神田古本まつり

混みあう神保町の古本屋街
神保町
年金生活者になって何か得した感があるのが、平日の9:00~17:00の時間帯がフリーであることです。神保町の岩波ホールで映画を見て、その前後に神田古本屋街を散策したり、岩波書店で本を購入したり、手打ちそばの満留賀静邨で昼食をいただいたりなどしますと私には何かと満足出来る一日となります。

岩波ホールミニシアターの入場券
静邨の手打ち蕎麦
10月の26日~11月4日は東京名物神田古本まつりが開催されています。岩波ホールでは26日から「ハンナ・アーレント」の上映開始ということから土曜・日曜は避けて月曜日の平日に出かけました。しかし、古本まつりは大変な賑わい振りで歩道は人込みで真直ぐには歩けない状況でした。

私が10月19日の高野悦子追悼上映で見た「ローザー・ルクセンブルグ」はドイツやロシアでの「革命」や「政治」についてとても考えさせられる内容でした。この映画の監督マルガレーテ・フォン・トロッタは最近作「ハンナ・アーレント」を完成させ、すでにいくつかの映画賞を受賞しています。そして、10月28日月曜日は平日にも関わらず14:30上映開始分が昼過ぎには席がなくなるという盛況ぶりでした。

この2作品は私にとって興味深く、登場人物の幾人かの名前について、映画の内容と照らし合わせてインターネットや本で調べました。覚えていたはずの歴史上のことがらが「曖昧にしか理解できていなっかった」ことが判りました。良い映画は本当に内容が刺激的です。

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