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2013-09-01

囲碁を楽しむ

 
私の元の職場の初代会長 賀川豊彦
8月の締めくくりの日は2年半ぶりに昔の職場の囲碁同好会に行き囲碁を打ちました。久しぶりの参加にも関わらず、皆さんが快く受け入れてくれたのでとても嬉しかったのです。私の元の職場だった東京の渋谷周辺は街並みの様相がどんどん変わっていきますネ。

 2011年の東日本大震災以降は何となくこうした場から離れ、しかも昨年は南アのケープタウンに在住していたので事実上、碁石を握る機会を失っていました。ルールは覚えていても長く実戦をしていないので感覚が戻るか心配していました。

 
 
囲碁対局
しかし、さすがに昔からの囲碁仲間でした、しばらくぶりの復帰者には手荒な戦いは仕掛けず、そこそこ楽しませていただきました。囲碁の良いところは実力差はあっても置碁といって、あらかじめハンディをお互いに受け入れて交互に黒石と白石を打ち合うことが出来ることです。

 囲碁は黒石と白石が地合いをめぐって戦います。場合によってはどちらかを殺しあうという場面も登場します。しかし、とても懐の深い考察が求められる知的なゲームです。

 

 ところで囲碁の世界には原爆下の対局という話が語り継がれています。1945年終戦の年の8月6日に広島市郊外の五日市町で本因坊戦第2局が行われていた最中に原爆投下があったのです。そのようなことが二度と起こらないように私たちは「日本国憲法」を持つことが出来たことを大事に後輩世代にも伝えていきたいと思います。
 

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