違憲の「安保(戦争)法」がまかりとおり、安倍政権によっていよいよ9条改憲の発議がめざされています。これは見過ごせません。日本国憲法の正念場を迎えて、人々への連帯・共同(協同)を求めて、人生のまとめの時期を生きる私個人の日々の暮らしについて思うことを書いていきます。
2013-07-16
母(87歳)の参議院選挙期日前投票
日本は今、参議院選挙の真っただ中です。本日は私の母(現在87歳)が期日前投票に出掛けて先ほど無事に投票を終えて、自宅まで戻りました。大正15年生まれの私の母は昨年秋に転倒して右脚骨折し、手術、リハビリと半年間の病院生活を経験し、この春に、退院までこぎつけました。今回の期日前投票は退院後の大きな出来事で、無事に投票を終えて少しだけホットしている様子でした。付き添いの私も母が期日前投票所まで歩いて行けたことに喜んでいます。
この7月16日は自民党総裁の安倍晋三首相が東京宇田川町の渋谷区役所を訪れ、21日投開票予定の参議院選挙の不在者投票を行ったことが報道されています。首相はこの後、記者団に「与党で過半数を勝ち取り、政治の安定の中で政治を前に進めていきたいという願いを込め、一票を投じた」と述べたそうです。
私の老母の一票も首相の一票も価値は同じということですが、投票所までの道すがら、付き添いの私に母が話した言葉のいくつかが印象に残りました。一つは「戦争中も戦後すぐの時期も大変だった。特に食べ物がなかった。あんな思いは二度とごめんだね」、そして「私らが投票出来るようになったのは戦争後のことさ、投票できるのはありがたいことだよ」
付き添いの私も7月21日は予定が入っているので、本日、期日前投票を済ませました。日本国憲法のこと、原子力発電所や核廃棄物のこと、社会福祉政策のことなどを考えて、比例区と選挙区のそれぞれ一票を投じてきました。宝の一票です。政治は誰のために行なわれるべきなのか、きちんと見極めたうえで歴史ある政党と候補を選びました。
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