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2013-03-18

ヘレン リーバマン(Helen Lieberman)

リーバマンさんらのパンフレット
FNB
藤原一也の南アフリカレポートも残すところ1週間となってきました。帰国に向けての引っ越し準備を進めながらの報告になっています。先週末私はFNB(ファーストナショナルバンク)を訪ねてチャリティの振込を行いました。或るとき私はヘレンリーバマンさんという方の話をうかがう機会を得ました。


ユダヤ博物館
アパルトヘイト政策がこの国で行われていた時代から非白人地区に足を運び、貧しい彼らを支援する活動を息長く続けています。彼女の父親はリトアニアから南アに逃れてきたユダヤ系の白人であり、そしてリトアニアにいる親戚はかの地の杉原千畝記念館の責任者を務めているとのことでした。杉原千畝さんについてはこのレポートの「ユダヤ博物館とホロコスト博物館」でもふれました。何かしらの親近感を覚え、私の南ア経験への一つのお礼としてチャリティに応募させていただきました。




 南アに住んで思うことは貧しさや暴力が日常的なこととして起こる一方で、ネルソン・マンデラさんたちが反アパルトヘイトの運動を取組みながらついに「虹の国」を実現した1994年までについて記憶に残し、南アの子供たちが学ぶ機会を提供しようとしていることです。私自身がそのような施設を訪れることで、「南アの反アパルトヘイトの歴史を知りたい」と考えるきっかけを与えられました。このことについて心から感謝したいと思います。













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