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レソトのお祖母ちゃんと孫 |
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荷物は頭で |
レソト王国を訪問しました。私が到着したサニーパスは2873mの高地でした。この日の朝、ダーバンから乗用車で移動開始。クワズル・ナタール州の首都ピータマリッツバーグ(PMB)を経て、国境近くのアンダーバーグまで行き、そこからは悪路対応のジープに乗り換えてサニーパスに向かいました。
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雄大な山々 |
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ベテラン案内人 |
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舗装なし |
ひどい振動とスイッチバック式のジグザグ道路で頭が痛くなりましたが、道々からの眺めは真にすばらしく、自然の偉大さを実感しました。
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アフリカ大陸最高地の食堂バー |
昼食時にはアフリカ大陸の最高の高さに位置する食堂バーで、レソトビールをいただきました。いつもは6ランド(60円)程度の缶ビールが、ここでは25ランド(250円)と高くついてしまいましたが、とても美味しくいただけました。
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ロバでゆっくり |
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下りのスイッチバック道路 |
レソト王国は独立国ですので、国境ではパスポートを示し、南アとレソトの出入国証明が必要でした。移動は通常はロバ、ジープ、飛行機などで行われているようですが、私はジープのツアーに参加しました。
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ブランケットとパソト・ハット |
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住居 |
レソトは世界中で最も南に位置する内陸国です。国全体が海抜1500m以上に位置し、高い場所は海抜3000mを越えます。天空の王国とも呼ばれているのですが、空気が薄いと感じる高地です。ヤギや羊・馬・牛の放牧が中心の産業でとても貧しい国です。そして、レソト王国は国境を丸ごと南アフリカ共和国に囲まれてはいるが、れっきとした独立国として、誇り高いソト族の昔ながらの生活スタイルを維持しています。いつもとても寒いのでブランケットを身体に巻いています。そしてパソト・ハットを被っています。私は何故か訪問経験のあるネパール連邦民主共和国と比較してしまいましたが、レソトは3万平方kmの土地におよそ200万人が暮らす小国です。ほぼすべての国民がソト族で構成され、英連邦に加盟して商業ベースで英語が使われますが、日常会話はソト語です。思いがけずに基本的な事柄を考えさせられた小旅行でした。
レソトはダーバンから近いのですか。レソトと南アフリカの経済関係はどうなのでしょうか。
返信削除コメントありがとうございます。レソトは牧畜と農耕が主な産業でとても質素な生活のようでした。しかし、周囲をすべて南アフリカ共和国にかこまれながら独立を維持する誇り高いソト族の心意気を感じてきました。高地に暮らすネパールを思い起こします。
返信削除レソトへはダーバンから車で5時間ほどかけて行きました。国境はすべて南アフリカ共和国なのですが、私はレソトの南端から入出国したことになります。レソトは輸出入のすべて南アに依存しています。通貨も南アのランドがそのまま使える関係です。
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