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リビングストンの立像 |
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リビングストン像の近くから見えた虹 |
ビクトリア・フォールズはジンバブエ側とザンビア側から見ることが出来ます。1855年に英国の探検家リビングストンがこの地域を探検し、巨大な滝を発見して自国のビクトリア女王の名前を冠したのです。ザンビアにはこの探検家の名前を借りたリビングストンがあり、観光拠点になっています。また、この探検家の立像が滝を見下ろすようにジンバブエ側に建立されています。
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ザンベジ川の国境をまたぐ橋 |
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もうすぐ国境 |
もともとザンビアは北ローデシアとして英国の保護領や植民地となり、その後ローデシア・ニアサランド連邦(現ザンビア・ジンバブエ・マラウイ)に組み込まれ、1964年に独立しています。このような経過からザンビアとジンバブエはビクトリア・フォールズ近辺に国境を有しています。ザンベジ川にかかる橋を渡るとまさにジンバブエとザンビアの国境を超えることになります。私はこの橋を渡ってみることにしました。徒歩で故郷を超えるということは今の日本では出来ない経験ですので…。
さて、そのためにはパスポートを持って渡航証を発行してもらう必要があり、パスポートにはザンビア側に立ち寄ったとのスタンプが押されました。しかし、ザンビア側に入ることは、この国が黄熱病対応国であることから、南アに戻った時に黄熱病対策の証明を求められる場合があるので少しばかり面倒さを感じてしまいました。
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ザンベジ川に沈む夕陽 |
別の日にはジンバブエ側でザンベジ川の夕陽を見るクルーズに参加しました。大きな赤い太陽が沈む様子は見応えがありました。この時も川の向こうはザンビアでこちらはジンバブエだなどの説明がありました。動物は川を渡りますので国境は関係なく、動物保護の政策が国によって違うので、個体数の少なくなっている種の保護はなかなか大変なようです。改めて、アフリカ諸国の国境線を地図で眺めてみるとその不可思議さ、そのように線引きされたこの大陸の歴史などを感じ取ることが出来ます。
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