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2012-06-28

南アでの3カ月(3 Months in Cape Town)

こちらに来て2か月半となりました。街の造り方も住民も、来訪前に私が想像していた南アフリカとは大きく異なり、とりわけ開発の進んでいる街の中心部は安心して日常生活を過ごせることが判ってきました。Cape Townは気を付けて暮らしさえすればとても住みやすいところです。勿論、油断大敵で特定のエリアについては、夜の時間帯や歩いて単独で 訪れることは止めた方が良いということはありますが…

新しいクラス仲間と
 私はこちらに来てすぐに近くにあった語学学校に通うことにしました。自分の英語会話力の不十分さを良く知っていたからです。南アは11の公用語を有する「虹の国」ということですが、幸いにしてこのCape Townは比較的英語が通じる地域でもあり、語学学校も英語習得を基本にしているところが多いのです。そして、アンゴラ、ガボン、モザンビーク、コンゴ、ブラジル、サウジアラビア、イエメン、フランス、スイス、韓国と10か国から勉強に来ていた若者や中堅技術者と一緒に学ぶことが出来ました。

サウジアラビアからの生徒
 この語学学校は2か月を終えたところでクラス替えがあり、上級クラスに編入されました。このクラスはサウジアラビアから来ている生徒が数多く、これまでと雰囲気が大きく異なります。彼らはとにかく複数以上で来ているのでアラビックで意思疎通を図ろうとします。10代も含めた若い層が中心で、集団で学ぶことに慣れていない様子です。男性は群れるし、声は大きいし、我侭だし、女性は男性がいる場所なのでヒジャブという黒いスカーフで髪を覆い、写真は撮らせない、クラス全体を撮った場合でも写真に少しでも写っているとそれはカットせよと要求してきます。陽気なブラジル人が多数だったこれまでとは大違いで少しばかり戸惑っています。

 最近は少しづつこちらの生活に馴染んで来ていて、先日はCape Town市内にお住まいの方に招かれて、初めてホームティーにも参加してきました。結構なスピードで話されるので会話にはなかなかついていけませんでしたが、全く手に負えないということではありませんでした。話されている内容の概略程度は人生経験の積み重ねで判るものですね。とても楽しかったです。これからはこのような機会にも是非積極的に参加していきたいと思います。

 7月上旬で今の語学学校には見切りをつけて、いったん日本に三週間ほど帰国します。そして次になにをすべきかの見通しを持って再びCape Townに戻る予定です。その時にはもう少しテーマを絞り込める予定です。

4 件のコメント:

  1. 藤原さん

    このブログの存在を知らず、先日から初めて読ませていただき、大変興味深く、楽しく読ませていただいております!!

    画像やお話から南アのイメージがまったく違い、驚いております。
    閲覧がとても楽しみです。ネット環境が悪いようですが、是非今後も頑張って投稿してくださいね
    楽しみにしております

    kawaike

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    1. 読んで戴き感謝しています。これからも気の付いたことを書き込んでみます。

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  2. 日本に3週間帰国するとは初耳でした。
    是非その折は、ギャランティで交流しましょう!

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    1. 読んで戴き感謝しています。是非、ギャランティで交流して下さい。藤原 一也

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