ページ

2012-05-09

Money(お金)


南アフリカの紙幣とコイン
  
 南アフリカのお金は写真のようにビッグファイブと呼ばれている動物たちが使われています。200Rは豹(ヒョウ)、100Rはバファロー、50Rはライオン、20Rは象(ゾウ)、10Rは犀(サイ)の図柄です。(Rはランド)

 コインは5R、2R、1Rと50C、10C、5Cなどに動物や鳥などが描かれています。(Cはセント)
 これらのお金を日常的に使うわけですが、 大枚の現金はあまり持回らないほうが良いとされています。これはセーフティ確保の意味です。


 以下話は替わりますが、庶民は実際これらのお金をどの程度使えるのでしょうか?
 私の通っている語学学校の先生たちの話ですと南アフリカでチェーン展開しているWoolworths(ウールワース)やPicknPay(ペッカンペイ)やCheckers(チェッカーズ)などの店舗では、特に食品での価格と品質には差があるので、客層はどうしても平均収入などの影響を受けているとのことです。 「ウールワースは品質は良いけれど、高いのでたまにしか行かない」などの声が聞こえてきます。
 
 彼らがどの程度の収入を得ているのかは調べる必要がありますが、話を聞く範囲では教育関係者でも、6千~10千R(6万5千~11万円/月)程度かも知れません。これはCape Townのような都市化の進んだ地域での話ですが、南アフリカの鉱山労働者の平均年収が160万円程度との報告が「(独法)石油天然ガス・金属鉱物資源機構の金属資源情報(2011.10.20)」にも書かれているので根拠のない数字ということではなさそうです。
 
 主要幹線道路のN2沿いに30分も走ると建付けの貧困な住宅が延々と続く地域があり、そこには定職を得ることが出来ない人々も住み、街にはまだ物乞いもいる現状です。日本人の感覚でお金の価値を判断していると間違えることになると思います。

1 件のコメント:

  1. I like these animal money but I don't understand the order of them.The biggest is Elephant and the strongest is Lion isn't it? Even though I love money,too.

    返信削除