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2012-04-10

南アの付加価値税その2(Value Added Tax of south africa)


スーパマーケット外観と店内

 本日は南ア到着4日目です。先般も書いた付加価値税関連の続報です。間もなく秋から冬への季節を迎えることから、コートやカーディガンなどの衣類、歩きやすいウォ+ーキングシューズ、今週の食事のための食材など何軒かを訪ねて買物をしました。
 車で20分のCANAL WALKEでは主に衣類を、車で5分の   Water frontでは食材を入手しました。その間iStoreやinternet cafaに寄り道して、WiFi環境の確保に努めました。
 幸い自宅のWiFi環境が整い、買物では消費税のかかる品物について少し、知見を得ましたので報告します。

 衣類やワインペットボトルの水(55円/500ml)、ハム(180円/125g)、オレンジジュース(130円/500ml)などには14%の消費税がかかるのに、卵(150円/6個)、人参(160円/300g)、レタス(95円/1球)、しいたけ(160円/120g)、ネギ(30円/300g)などの生ものには無税となっています。
 
 WOOLWORTHS(写真)というスーパーマーケットではこれらの品物をAとCに分類したレシートをお客に手渡ししていますが、AとCの意味をレジにて問い合わせたところまったく説明できず、呼び出されたレジ主任?の方もわからず、さらに上の方に聞いて初めて説明が出来た次第です。14%があまりにもに日常化していて、レシートの表記についても説明出来ないことに日本人の私が驚いてしまいました。ちなみにA分類は課税、C分類は無税ということのようでした。
お店のレシート


3 件のコメント:

  1. 消費税レポート、ありがとうございます。
    水(55円/500ml)というのは、外税で店内では表示されているということですね。レジで、55円×114の金額を支払うことになる。(日本のように税込み表示ではない)
    現地では、この消費税のことをなんと呼びますか?英語表現を知りたいです。(VATのようですね。付加価値税)

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  2. さすが元消費者運動家。レシートの表示を確認するために、ウールワース(英国スーパー)のマネージャーを呼びつけるとは、英語交渉力も十分。ところで写真が不鮮明なのは、個人情報に配慮してるのか、単にアングルが悪いのか?英語スクールの写真に期待してます。

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  3. おお、レシートの写真を入れてくれたんですね。ありがとう。
    消費税もいろいろと難しいですね。少しだけ調べ見ました。日本と南アの違いが若干わかります。(なお、VATをやるにはinvoiceの制度が無いとできないと聞いたことがあります。日本ではinvoice制度は無いので、食品には低税率というのはどうも難しいようです。そんなこと知らない政治家もたくさんいるみたいです。)
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    「付加価値税 VAT」は「販売税/消費税 sales tax」とは別もの。VATは「付加価値」に対する税金なので、例えばジャガイモ、卵といった食材そのものには税金はかかりませんが(税率0%)、ジャガイモや卵を茹でたり焼いたりしてすぐに食べられる状態で販売されているものには税金がかかります。レストランでそれが供される場合ももちろん付加価値税がかかります。
    ジャガイモや卵のような生の食材だけではなく、シンプルなパンなどの「基本的な食品」と国税当局が定めている品目に該当するものは、税率0パーセントです。(喫茶店でトーストを頼むと17.5%の税金がかかりますが、スーパーでパンを買って自宅でトーストすれば0%です。)

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